美容業界でオーナー業や働く人の中から、安定的に収入が入る仕組みがないか?と探している。と質問がありました。
今の世の中は不透明で何が起こるかわかりませんから、こう考えるのもよく理解できます。
では実際にこうしたケースの対処方法はあるのか?
今回は僕が以前から考えていた、美容系サロンが月額会費制の収入を得る仕組みについて書いてみたいと思います。
美容系のサロンの収入源といえば代表的なものとして来店されたお客様に何かのサービスを提供して収入を得るという形だと思います。
また、お客様に美容に関するものの販売もあると思います。
この辺りはモノを売る物販と同じですね。
考えておきたいのが、この「来店されたお客様に」という形が崩れ万が一「お客様名が来店されない」という状況に立たされた時に何ができるのか?ということを考えた時の打つ手です。
美容系サロンが客足不足でも安定して収入を得る方法①年間のチケットの販売
まず考えたいのが、年間チケットを販売できないか?ということです。
JRなども取り入れているまとめてチケットを購入すると1回分がお得になる。旅行券を早めに購入すると早期割引になる。みたいなものです。
しかし、ただ単にこのチケットを販売して売れると思いますか?
いかに例として
お客様の平均的なサロン一回利用額を5000円としてみましょう。
月一回の利用で年間6万円。
この利用額を年間チケットとするなら1年間有効で2回分を割り引いたとして5万円で販売したとします。
このチケットを販売できればまとまった額の売り上げが ドン と上がります。
いかがでしょうか?
販売できるイメージは付きましたか?
でき ませんよね・・・?
やはりマーケティング的な戦略を一ひねりしなければこうした年間チケットは簡単には販売できません。
なので
これはお付き合いのあるお店でよく聞く話題ですが「長年運営しているとお客様も高齢化してきて新規客が・・・」あなたのお店も当てはまっていませんか?
この辺りにチケットを販売するヒントがありかもしれません。
お客様が高齢化してきたのであれば、お孫さんを取り込んでみてはいかがでしょうか?
お孫さんのサロン利用を半額程度に設定して2500円にしたとします。
年間チケットは約1回分お得な20000万円で販売することを考えてみます。
おばあちゃんはかわいい孫のためですから支払いをためらうことも少ないですし、なにより
孫とサロンに行くという、お出かけするきっかけができる 大義名分ができ嬉しい出来事になると思いませんか?
ここに合わせ技で大人用の年間チケットも販売できれば 大人×子供用の年間チケット販売 が見えてくると思います。
各店舗やり方はあると思いますが、真剣に検討する余地はあると思います。
美容系サロンが客足不足でも安定して収入を得る方法②月額課金制の会員費
月額課金制の会員費を得ることができるようになれば売り上げは安定してきます。
月額課金制を取り入れているモデルを見てみましょう。
Amazon
携帯電話の通信費
ガスや水道のライフライン
代表的なものとしてはこのようなモデルがあげられます。
このモデルを美容系にサロンに取り入れるとなると、美容師が作ったオリジナルシャンプーを来店時に差し上げる。など仕掛けは必要ですがお客様が お得 と感じるサービスと組み合わせることで十分可能になります。
また、顧客リストを構築し、お得・役立つ情報を提供するメールマガジンやLINE@の配信などを組み合わせていくと効果が高いです。
情報の配信も週に1回程度でも十分です。
この月額課金制のモデルを取り入れたとすると お客様1人あたり月額500円の課金で試算すると
500円×100人=月に50000円の売り上げアップ
500円×1000人=月に500000円の売り上げアップ が見込めます。
あくまでも試算ですが何もなかったところにこうした売り上げを作りだすことが可能になります。
この月額課金制のモデルもあなたのお店では導入ができるかを一度真剣に検討されてください。
さいごに
今回は美容系サロンで 客足不足でも安定して収入を得る方法 について、年間チケットの販売と月額課金制の会費から売り上げを構築できないか?ということについて解説してきました。
文章で読むと小難しそうに感じてしまいますが、テストする。という感じで小さくスタートすると必ず手ごたえがつかめてきます。
万が一の時に備えてチャレンジされてください。
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